
人に相談してもモヤモヤが消えないのはなぜ?
誰かに相談してみたけれど、
話を聞いてもらっても、アドバイスをもらっても、
どうにも気持ちが晴れない──
そんな経験はありませんか?
実はそれ、「聞いてもらい方」が間違っているわけでも、
相談相手が悪かったわけでもないのです。
このモヤモヤの正体は、
“本当に癒すべき部分”にまだ触れていないことにあります。
◆本当の感情の原因は、表面には出てこない
人が悩むとき、表に出るのは「出来事」や「感情」です。
「こんなことを言われて傷ついた」
「うまくいかなくて不安になった」など。
けれど実際に心を重くしているのは、
その奥にある「信じ込み」や「自己イメージ」であることが多いのです。
「私は大切にされない存在だ」
「どうせわかってもらえない」
そんな思いが無意識に心に根づいていると、
人から何を言われても、どこか満たされない感覚が残ってしまいます。
◆スピリチュアルな視点で見た“心の違和感”
スピリチュアルな視点で見ると、
こうした思い込みの多くは、今世だけでつくられたものではありません。
過去世での記憶や、魂が繰り返し抱えてきたテーマが、
今の人生に反映されていることもあるのです。
つまり、今目の前にある出来事は
魂の記憶を“思い出すため”のきっかけであり、
本当の癒しはその根底にあるエネルギーに触れたときに起こります。
ですから、誰かに相談してもスッキリしないのは、
その場の言葉のやり取りだけでは魂のテーマに届かないからなのです。
◆「感情の整理」がスムーズにいくために必要なこと
では、どうすればモヤモヤの正体に気づけるのでしょうか?
それは、「外に答えを求める前に、自分の内側に問いかける」ことです。
- 私は何に傷ついていたのか?
- なぜこの出来事にここまで反応したのか?
- この気持ちは、どんなメッセージを持っているのか?
これらの問いを通して、自分自身と対話する時間を持つことで
表面的な感情の奥にある、本当のテーマが浮かび上がってきます。
◆本当の癒しは、魂と意識がひとつになること
心のモヤモヤが晴れる瞬間というのは、
「誰かにわかってもらえたとき」よりも
「自分が自分を理解できたとき」に訪れるものです。
魂と意識が一致したとき、
深い納得感とともにエネルギーが静かに変わり始めます。
◆ひらいなずのセッションでは…
私はカウンセリングの中で
「答えを伝える」のではなく
クライアントの内側にある“魂の声”に耳を澄ませていくことを大切にしています。
人に相談してもスッキリしない理由に気づいたとき、
その方の中に本来の強さと静けさがよみがえってくるのです。
◆まとめ|スッキリしないのは“内側の導き”へのサイン
人に相談してもモヤモヤが残るのは、
あなたの魂が「本当の声に耳を澄ませて」と伝えているサインです。
静かな時間をつくって、
ぜひご自身の心と対話してみてください。
あなたの中には、
すでにすべての答えが眠っているのです。