【ファスティング部番外編】付け足さない上履きメソッド ジムトレーナーおとやさんインタビュー

 ファステイング部部長の通うトレーニングジムに、トレーナーらしからぬトレーナーがいる
 トレーニングメニューリストの最後に、毎回、偉い人が言ったと思われる含蓄のある一言が添えられている

 例えば、こんなふうに「努力はしてもいいんだけど、頑張らないでもいいんじゃない?」
「いったい誰の言葉ですか」と部長が聞いたら、なんとおとやさんの言葉!

哲学者ですか?おとやさん?」風貌もまるで仙人のようで、ちょっと独特のオーラに包まれている

 なんといっても部長が「メニューをこなすのがしんどいなぁ」と愚痴ると「やらなきゃいいじゃん」ときっぱりと言い放つ。その上「どうして嫌なことするのかなぁ」とさえ言う。「いいの?それで?自分の組み立てたメニュー、無駄になったと思わないの?おとやさん?」 なんだかとっても不思議な人なのだ

 ある日、部長が、いつものようにジムに行くと、おとやさんがトレーニングをしていたふと足元をみると上履き!しかも7年ものらしくボロボロ・・・「え~と、これは、どーゆーこと?」 混乱する頭で、部長がその上履きの理由をきいたら、こんな理由が返ってきた
https://ameblo.jp/nuzzleone/entry-12371588893.html

 付け足さない上履きジムトレーナー、おとやさん
きっとまだ知らない心の上履きメソッドがあるはずだ!ということで、運動嫌いのファスティング部幽霊部員池田ちかがおとやさんを突撃取材!!

結婚して子供ができたら、完全に満たされると思ったら、満たされなかった

ちか
前回は、5年前のおとやさんと、今のおとやさんでは全然違うというお話を伺いました。ここで、ちょっと、過去のおとやさんについて話を聞かせてください。5年前っていうと、もう結婚もされて、お子さんも生まれていましたよね
otoya
うん、そう。結婚したのが7~8年
ちか
お子さんが生まれたのは?
otoya
その1〜2年後
ちか
ということは、お子さんが生まれて大きく変化したってことですか?
otoya
うん、直接的な出来事としては、そういうことになるのかな。僕ね、結婚して、子供ができたら完全に満たされると思ってたの。だけど、違ったんだよね
ちか
満たされなかったってこと?
otoya
もちろん、ある程度は満たされたんだけど、僕は完全に満たされると思ってたのね。結婚して、子供も2人生まれて、家も買えちゃったし
ちか
おお、順調万風な結婚生活だ〜(笑)
otoya
でしょう? マイホームって人生の最大の夢みたいに思われてるじゃない? でも、僕の心は満たされなかった。いや〜、不満があったね
ちか
何が不満だったんですか?
otoya
それがわからないことが…、かな
ちか
わからない?不満の元が?
otoya
そう。「なんか苦しい」だけがあって、それが何によってもたらされるのかがわからない。だから結局、何をやっていいかわからなくて、イライラしてた
ちか
感情的には、イライラすることが多かったんですか?
otoya
ちょっとうつっぽかったかもしれない。あとは「昔はよかった」って思ってた
ちか
昔っていうのは、いつの頃のこと?
otoya
アメリカにいた頃。僕は大学を卒業してから、アメリカの大学に留学したのね。そこで今のビジネスパートナーのマイケルとあって、一緒にジムを経営するようになったの
ちか
アメリカにいた頃は、イライラすることもなかった
otoya
そうだね。大学では哲学を専攻していたんだけど、アメリカではのびのびやってた(笑)帰ってきて、なんだか少しずつ、イライラが溜まっていった感じ
ちか
ということは、結婚前から謎の不満が溜まっていたということですね

怒りから行った行為には、何かを変える力はない。反発されるか、ただ人に去られるかだけ

otoya
あの頃って、怒りっていうのがよく出たのね
ちか
何に対する怒りですか?
otoya
優先席をゆずらない若者とか、階段の前でたむろってる若者とか。あとは誰かが助けを必要としているのに、通り過ぎる人たちとかに
ちか
あーーー、正義の味方だ、それ!
otoya
確かに(笑) そういう人たちに対して怒りを感じることが多くてね。それが表にでることもあった
ちか
注意したり、怒ったり?
otoya
そうそう(笑)でも、相手に向かってそういう行為に出たとしても怒りから生じたものだから、そのエッセンスを含んで伝わるんだよね
ちか
ああ、怒りのエッセンスが伝わっちゃう
otoya
そうするといい結果を導くことはできない
ちか
言い合いになったりとか…
otoya
怒りからでた行為に何かを直す、変える力っていうのはない。僕と同じような怒りを持っている人だったら反発されて、喧嘩になる。万が一、僕が怒って殴ったとしたら、結局は法に罰せられる
ちか
そうですね
otoya
それって、自分の怒りによって自分がバツを受けるってことでしょう? 結局は怒りは自分のところに戻ってくる
ちか
おとやさんと同じような怒りを持っていない人からは?
otoya
エネルギーが違うから、僕の言っていることに納得できず、ただ去られる(笑)
ちか
この人、何、怒ってるのかしら?になると(笑)
otoya
そうそう。結局は、怒りはなにも生み出さない。だけど、そこに気がつくまでだいぶ時間がかかった
ちか
そこに気がついたのが5年前?子供が生まれたころ?

「子供には幸せになってほしい」幸せになる方法を自分が知らないのに、それを望むのは無理じゃない?

otoya
うん、満たされないなぁ〜と思ってはいても、子供が生まれたら、幸せになってほしいって思っちゃったの。これあくまでも、僕のエゴだし、一方的な感情。子供には関係ないんだけどね
ちか
私、子供いないからわからないけど、それが親心なんだろうな〜とは思います
otoya
その時にね、思ったの。自分がどうしたら幸せになれるのか?どうしたら安らぎが見つかるのか?それを見つけられてない状態で、子供にそれを望むのは無理じゃない?って
ちか
なるほど、確かに
otoya
それで、まずは自分が幸せにならなきゃいけないなって思った
ちか
それが、今のおとやさんへの変化へきっかけになったんですね
otoya
そうは思っても、実際には仕事でもなんかイライラしててね(笑)。表面上は大きなトラブルはなかったんだけど、僕の中ではいろんなストレスが生まれてた
ちか
我慢の日々(笑)
otoya
そんな話を、たまたまジムのメンバーに話したら、次の日に「これ、読んでみて」って本を貸してくれたの
ちか
なんていう本?
otoya
エックルハルト・トールの「パワー・オブ・ラブ」
ちか
日本の翻訳本は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」ですね
otoya
その本の最初にね「I hate  myself」っていう一文があって、エックルハルトは自分が2人いることに気がついて、どっちが本当の自分なの?って思ったというようなことが書いてあったのね。
ちか
自分を嫌う自分=Iと自分から嫌われる自分=myselfの2人
otoya
うん、僕の中にも2人いると思って、すごく印象的だったの。それでこの本に夢中になった
ちか
なるほど〜
otoya
不思議なんだけど、この本に書かれている言葉が、すーと入っていく感覚だったんだよね。本に書いてあることが、あたかも僕が昔から知っていることのように感じられた
ちか
違和感がなかった
otoya
そう!まったくなかった。情報を得ているというんじゃなくて、彼のエネルギーそのものを受け取っている感じ。それから僕はすごく変わったんだよね
ちか
わかる気がします。私は、小説とかマンガに同じような感覚を覚えますね。本質的なものをインストールしている感じ。内容はメタファでしかない
otoya
言葉っていうのは、言葉がなかった時代から存在するものを伝えるためのものだから。
ちか
まさにそう!
otoya
「今、ここにいること」を意識するようになったのは、この本を読んでから。未だに「子供には幸せになってほしい」ってエゴはあるけど、昔よりは僕自身が満たされてきていると思う
ちか
だから、みんな、おとやさんの話を聞きにくるんですね。おとやさんのおすすめの本、読んでみますね。今日はありがとうございました!

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